華岡青洲の妻
このごろ、体調不良でテレビを見る元気もままらなないこの私。
しかし、このドラマだけは!!!かぶりつきで見ましたわ。
なんと今日は最終回!!!
小陸が、最期に、加恵と於継との確執を見ていて、
自分は嫁に行かずに済み、嫁姑の苦しみを味あわなくて済み幸せだったという場面は、
感慨深かったなあ。
世に嫁姑の確執とはすさまじいものです。
私の実家は核家族では無かったですからしみじみ実感してます。
子供心にいろいろな物を感じ、また子供だから心無い事を言い、
そして、祖母が最期の何年かを恍惚として過ごした時期に至っては、
どんなに心を痛めたことか。まさに、修羅場、生き地獄です。
母も祖母も、どんなにか辛かっただろうと思うのです。
でも、加恵と於継、この二人の場合は、嫁姑の確執は、
単に苦しく、不幸でしか無かったのか?
少なくとも加恵にとってはそうとは言い切れないようですね。
それは、小陸が指摘したように、加恵の勝ちだったから???
いやいや、それは、その嫁姑になってみなければわからない話です。
嫁姑、どんなに仲睦まじく見えても、また醜く争っているように見えても、
それが幸せかどうかは、本人同士でなければ、本当の所はわからない。
いや、本人自身でもわからないものなのでは?、と、しみじみ感じたのでした。
それにしても、NHK金曜時代劇、これからハマるかもしれない(笑)
華岡青洲の妻 | |
有吉佐和子著 出版社 新潮社 発売日 2004.08 価格 ¥ 1,575(¥ 1,500) ISBN 4103011173 bk1で詳しく見る |