アンナの赤いオーバー
私には大好きな絵本が沢山あるけど、
クリスマスが近づくと、ますます見たくなる絵本があるのです。
それが、アンナの赤いオーバーです(*^^*)
苦しい戦争が終わったとき、お店は空っぽ。お金も無し。
でも、アンナはステキな赤いオーバーを着る事が出来ました。
お金さえあればなんでも手に入る今の世の中。
でも、時々、何か寒々とした物を感じてしまう私。
そんな時、この絵本を読むと、ホッとするのです。
たとえば、価格破壊の安売りのセーターだって、
沢山の羊たちとそれを養う人々、
それを加工する賃金の安い海外の熟練工(機械だって人間がうごかしているんですもの)、
それらを流通させるための人々、
すべての人の手をわたっていま私の体を温めてくれているんだって事、忘れたくないですよね。
この絵本、ある意味、経済の教科書かも。
しかし、この絵本は娘には全く不評でした。
15歳になった今、「もう一度読んでみて!!!」と懇願して読んでもらったら、
「ふ~ん。ママが好きそうな絵本だね」ですって(^^;)
娘には不評だったので、実は購入していないのです。
毎年この時期になると、自分のために、地域の図書館からかならず借りるのです(*^^*)
アンナの赤いオーバー(児童図書館・絵本の部屋) | |
ハリエット・ジィーフェルトぶん・アニタ・ローベルえ・松川真弓やく 出版社 評論社 発売日 1990.12 価格 ¥ 1,365(¥ 1,300) ISBN 4566002888 bk1で詳しく見る |